2017年4月21日金曜日

ゴールデンウィークは地元南無展へ

ちょっとばかり寒い日が続く今年の春 でも花は咲きだし小川の水音や鶯の声は「元気出して動き出せ」と言ってるようだ。そうこの季節が迫っている、南無展だ。コメ作りの田んぼと同時期でなにかと難しい時期だが 望んでやっているので黙るしかない。
今村由男氏、土屋智恵さんのいつものメンバーで 新展開ができるか・・
小品20余点の新作を展示します。色面による抽象的な主張のもの、具体的なモチーフを連想されるもの、それから花も去年くらいから手掛けています。
今年は1つの展示室に1作家という形にするそうです。ご期待ください。

2017年4月11日火曜日

Akio Hanafujiとチアパスの画家たち展

いよいよ上記展覧会が開催される。それは私にとり一入な思いですが、まずはこの展覧会を説明します。
”榎本移民120周年を記念して”と格調高く謳い上げているサブタイトルですが 恥ずかしながら私はそのエピソードは知りませんでした。この主催団体代表であり評論家の赤津侃氏によると メキシコの南部にあるチアパスというところは120年前に 明治の政治家榎本武揚による植民があり それがかの地との交流の第一歩であったそうです。
メキシコ・チアパスは近代化と古代マヤ、アステカ文明が混在して 複雑な現代を形成しているようです。そこに45年の暮らす画家花藤氏と留学経験のあるの渡邊久美子さん(この主催団体会長)が既知の友で交流が続き 2年前は「和の心とかたち展」がチアパスの美術館で開催されたのです。私も誘っていただいたが諸事情で作品のみ参加でした。20人近くの日本人作家が当地を訪れ交流を深めあったようです。ーー行きたかった!
そして今度はメキシコの作家たちが日本で展覧会をする運びとなったのです。・・しかし公的な支援は 実に残念ながら日本にはなくて(受けるのがとても困難という意味)四苦八苦となったのです。
昨年秋 韓国珍島で開かれた韓中日美術展に私は参加したが なんと!珍島芸術という組織が全員を招待してくれたのだ!!。帰りの飛行機の中で 知り合った韓国や中国の作家たちを日本にも招待して交流展をしたいとつくづく思ったものだが、日本はそういうところは ほんとにケチで残念だ・・・。
さて、メキシコの方は、チアパス州が支援してくれたりして何とか開催にこぎつけることができた。
そんな中 いくつかの財団の助成金をもらえる可能性があるというので、私たちは手分けして書類作成に奔走した。結果朝日新聞財団から助成を受けることができ、この開催の手助けとなったのだ。私はなれない申請に苦労したので ちょっとばかり うれしさ倍増なのだ。皆さんにぜひとも見に来ていただきたい。
あ、あとは自分の作品だ!