CAF.N展http://www.caf-n.com/の搬入で、昨日は埼玉までの往復でした。実は私はこの時期の中央道ドライブが好きで毎年解放感をひそかに楽しんでいます。特に素晴らしいのは諏訪あたりから甲府に向かう山々の圧倒的な紅葉だ。
まず諏訪インター周辺は楓の深紅が素晴らしい。赤い絵の具の中を走っているようだ。今年はまだちょっと早いようで緑の葉も少し見受けられた。
次は右手にカラ松の森、金色の森は無限に広がるようだ。
八ヶ岳の量感を左手に感じ進むめば、今度は甲斐駒の山塊がドーンと広がる。全山紅葉である。昔読んだ坂口安吾に「汽車が通り過ぎるとそこには全山燃えるような紅葉であった・・」というような文・・?。なぜか思い出す。文学の秋は門外漢。
薄紫がかったオレンジ山肌がもくもくと頂上のほうに続いている。気が付けば前方中央には逆光の富士が登場。あっぱれ!
この辺りは縄文の文化が栄えた地域だ。この自然の豊かさを思えば、至極当然ともいえよう。
悦に浸っていたら 事故渋滞に巻き込まれてしまった。そうだ、今日は三連休最終日であった。2時間遅れで美術館に到着し、なんとか搬入を終えた。