名古屋市名東区にあるギャラリー芽楽での個展が昨日で終了しました。とても柔和なオーナーのもとでの展覧会は心落ち着ける展覧会でした。ただ、期間中台風19号襲来による全国的豪雨被害の影響を受け初日のレセプションやチェロコンサートの中止となってしまいました。またその後も20号台風の猛威にさらされてしまい、ゆったりと絵を鑑賞する”秋”ではなかったようで、人の入りは芳しくありませんでした。
ラグビーワールドカップもこの時期予想外に盛り上がり 絵どころではなかったかもしれません。実は私自身もにわかファンで、しかも画廊オーナーの池田氏はYAMAHAラグビー部第一期生、 なかなかなプロの目を(芸術以外にも)お持ちなのです。ちょっとしたときに聞くラグビーの話はうんちくがあり、いろいろ聞かずにはいられませんでした。(特に日本代表がベスト8に勝ち進んだ日や、惜しくも次で負けてしまった日の昼間は試合前なので 私はなんともそわそわ感がたまりませんでした。「仕事ですからきちっとしましょう」といいながら・・・)
そして 初日のチェロ演奏ができなかったので途中で急遽演奏をしてくれた生田さん、ありがとうございました。突然チェロをもって来場し、私たち(オーナーと奥さん)3人だけのためにバッハを弾いてくださいました。王侯貴族にでもなった気分でした。
私の絵の土(中村ブラウン)の絵肌と チェロの持つ複雑で体まで共鳴するようなあの音色は とてもいい関係だと 思うのです。