先日 天竜市に出かけた折に感じたのは この三遠南信地区はつくづくややこしい地形だということだ。
地質構造の本を見て改めて驚いた。恐竜で有名なジュラ紀の時代にユーラシアプレートとフィリピンプレートのずれで中央構造線というにができ(九州阿蘇あたりから四国北側を経て紀伊半島横断 渥美半島に来て最後は千葉の銚子あたりに抜けるライン)
その後北米プレートと太平洋プレートのせめぎあいで東北日本が中部で合わさり そしてそこにフィリピンプレート上の伊豆半島が突き刺さったらしい。(100万年前)
それにより真っ直ぐだった中央構造線は赤石山脈西から諏訪まで曲り そして八ヶ岳の北側を霞ヶ浦方面に抜けるという。
南信から静岡愛知に貫けるゾーンが山深く谷が険しいのは そんな地球規模の力が加わったからなのだ。そして先日通った国道152(秋葉街道)はまさに中央構造線上にあったのだ。上村のV字渓谷はその地球の歴史をよく伝えているに違いない。
それにしても日本はよくこんなプレートの境の危ないところにあって沈まないものだ、とつくづく感じてしまう。40年前の“日本沈没”(小松左京)を思い出した。沈まないまでも平和であってほしい。
小池です。
返信削除久しぶりに林さんのブログを見たら日本沈没の話。経済的にも沈没しないで欲しいものです。我々も沈没しそうです(笑)。
温泉が出るってことは、地震の危険性大アリってことだろうから、いざという時のために一応避難袋を用意しています。
返信削除防災グッズや非常食、着替え、救急箱を入れると結構重い。
小池さん 美術館での個展もうすぐでしたね。ゆっくり でも確実に動く地殻プレートのようなエネルギィーで山を隆起させてください。
返信削除エミさん 重い防災グッツの訓練の後は ゆっくり温泉で体をいたわってください。でもまだ暑いか・・