2010年11月22日月曜日

CAF.ネビュラ展ー3


昨日がこの展覧会の最終日であった。撤収のため妻と娘を連れ立って出かけた。二人ともこの自由な雰囲気の展覧会を嫌いではなかったようだ。しかし、たのしみは知らない町のショッピングのようだったのかもしれない。一回りした後 浦和の町に出かけて行った。
さて私は今度も作品の多様性を知ることになった。最初の部屋に置かれた大きな茶色のえんどう豆のような作品。作家の石田泰道氏と話をすることができたのだ。作品はいわゆる彫刻的な鑑賞にはおさまりきれないいろいろな意図が含まれていた。えんどう豆のくりぬかれた胴体の中には自然の中に身を乗り出すという、アクティブな行為が内在している。簡単に言えば、これでカヌーよろしく川を下るのだ。自然に対するパフォーマンスの痕跡ともいえるような作品だ。ふふーん!と深くと思った。若者だ。

無事撤収を終えて家に帰る途中、妻と娘に私の作品の感想を聞いた。妻はインパクトはないが静かに色が語りかけてきた、といってくれた。身内はありがたい。確かにいまひとつ弱かったかもしれない、頭も固かったか。今後につなげよう。一方娘は『色が薄くてつまらなかった、』と ひとこと。辛辣だ!

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