るたんでの個展が無事終了いたしました。おおくの方に概ねよい評価をいただき一息ついているところです。何度か書いた話ですが、見ず知らずの人に私の絵の前で 突然微笑みかけられ一機に旧知の友人のように深い話が出来るのは 個展ならでの喜びです。今回も何人かの方とそんな話が出来たことはたいへん嬉しかった思い出です。また、3年前にそんな出会いをした方から私の発表を待っていましたと言ってもらい これもまた喜び一入でした。
さて、この期間中私は念願の旧友の墓参りをすることが出来、心のおちつきを持てた気になっております。ふしぎ・・・。
彼はペルージア時代の画家志望仲間で 帰国後時々会っては酒をのみイタリアを懐かしんだものでした。10年前深酒がたたったのか、突然この世に別れを告げてしまいました。
お墓は千葉県の成田近くで疎遠を悔いていたのですが、6年ぶりに墓に赤ワインをかけてきました。白っぽい花崗岩の墓が赤いワインで染まるとなんか痛々しく思えて 途中でやめてしまいましたが。私鉄のその駅は両隣の駅が新興住宅地で賑やかなのに対し山がせまっていて 昔の北鎌倉のような風情があります。 この墓参りを嫌ではない理由のひとつかもしれません。心が落ち着ける時間でした。合掌。
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