2013年7月28日日曜日

タッチタイピング

長い間パソコンを使いこなしたいと思いつつも 何とも心もとない知識でごまかし過ごしてきた。ぜんぜん進歩の兆しが見込めないのでついに教室に通うこととした。・・しかし誤ったかも。
タッチタイピングを課せられたのだ!右手のひとさし指が私の主たる武器だったのに 他の指を駆使する戦いを私に強いるなんて 何たる拷問!今日はここまでが限界だ。お絵かきソフトで気持ちを表現します。

2013年7月19日金曜日

確かこの香りは・・

このところの猛暑にはやっぱりまいっていました。具体的に『○○をしなければ行けない』という状況下にないこの数日 自分の怠惰に悩まされつづけた。否描きかけの絵を詰めればよいのですが それも具体的なイメージの進展もないので ぐだぐだ ぐだぐだと・・
草刈でもすればいいのにとおっしゃる方々は周りにはいっぱいいるので その圧に負けて少しはやってみはしましたが その果てしなさと 暑さに 挫折。
その後雨もあってちょっと楽になったかな。やっと。
そんな今朝 日の光と共に微かに甘い香りが・・・。なんだったけかなー 庭に出てみてやっとわかりました。山百合でした。家の中には香りが強すぎて飾れないし 白い服などに花粉が付くととても厄介、そんなんで段々庭の片隅に追いやられて久しい。でもこの百合は私が子供のころからずっと庭周辺に咲いている。隣の石垣辺りからも何株も顔を出して初夏になると咲いているのだ。
匂いと共に子供のころの夏休みを思い出した。お祖母(ばあ)さんに『朝の涼しいうちに 宿題やっちゃいなんよ』と   ・・  60の今もやるべきことに悩まされているとは。

2013年7月11日木曜日

バラの苗を買いました

酷暑が続くこの数日、私は庭に水遣りに出る機会が増えた。新しい芽が育っていくのが嬉しくてならない。今までの人生ではあまりなかったことだと照れくさく思う。花がいっぱい咲く来春を楽しみに雑草取りもしている。・・・でもこれを言うのはやっぱりやや後ろめたい。あまりに当たり前の初老の反応だから。
絵を描く仕事場のドアを開けるとこのバラの一角がある、以前は金木犀の木が伸び放題伸びて陽が全くあたっていなかったが少し切ってみると、庭仕事の意欲が湧いてきた。『そうだ!夢の庭みたいにバラでも植えてみようかな。』
夢の庭とは上田市の無言館の近くで陶芸家小澤楽邦氏がやっている現代美術ギャラリー『夢の庭』ですが そこの庭は見事なバラ園なのです。イングリッシュオールドローズとか、よくわかりませんがすごいのです。  ちょっとまねしてみようかな。・・・というわけで 白いつるバラの苗を買ってみた。五月・・・。

2013年7月4日木曜日

ロマネスクの彫刻

11世紀から12世紀ころのフランス、スペイン、そしてロンバルディア(イタリア北部)に生まれたロマネスク文化はとても興味深い。いかにもヨーロッパ中世文化でいつ見ても魅かれるなー。二~三日前も図書館で思わずそんな本を手にとってしまった。
教会がそのころ一斉に建てられたという。西欧では古代ローマの文化はすでに滅びラテン語はローマ教皇の周辺だけだった。まともな書き言葉など持たぬゲルマンの諸民族は戦いながら住む地をもとめ 徐々にキリスト教を取り込んでいった。そしてやっとどうにか落ち着いてきた村々は石で教会を立て始めたのだ。彫刻はそんな教会の壁や柱を飾った。
平和を望む人々の気持ちの結晶が教会だったのだろう。だから そこに付属される彫刻はとても素朴で平和を求める意識がつよい。ローマギリシャの写実性など全くうかがわれず、一途に神を敬う精神性があり 私には快い。
それらのレリーフや彫刻は ある意味 アフリカンアートの民族彫刻や ガンダーラの仏像のように
名もなき職人が造り 多くの人々が拝み擦った。なにか何処とはいえない何処かにその多くの人々の心が入っているようだ。だから 美術館にも個人の邸宅にもあるべき場所としてそぐわない。
 今風のアートとは次元が全く違う気がする。薄っぺらな流れだ!