2016年6月7日火曜日

土の色とチェロの響き

治部坂高原のミュー美術館に友人生田氏が突然チェロを抱えて訪れてくれた。
彼は私の好きなチェリストで、昨年名古屋のギャラリー「芽楽」での個展オープニングにバッハを弾いていただいたのだ。
まさかのプライベートコンサートが私の展示空間で急遽始まった。・・・
チェロの音色は不思議だ。耳で聞くというより体が共鳴して脳が揺さぶられる感じだ。
バッハが土の絵肌を伝わっていくをの感じながら至福の時間を私は過ごした。王侯のような思い、とでもいえばいいのだろうか・・・
標高が1000メートルを超えるこの美術館は木造のつくりと相まってとてもとても音の響きが良いのだそうだ。
音色に惹かれてか2~3人の方が美術館に入ってて来られた。感動が終わった後の拍手で伝わってきた。『ブラボー!』

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