2016年12月14日水曜日

nebraskaを見る

なかなか映画館に行くことはなくなってしまった。
そんなこの頃 テレビで「ネブラスカ」という映画をやっていて 何気なく見入ってしまい、そして心にしみた。
第一に白黒映画はとてもピュアーな感じで好きだ。案の定主人公は優しそうな(うだつも上がらないが)男で、その父親がボケも入ったようなアメリカン頑固老人。
ある日宝くじが当たったから換金にネブラスカまで歩いて行くと言いだす。しかしそれは殆ど詐欺まがいの話だ。母は口汚くののしるばかり・・男はかわいそうに思い父を車に乗せ旅に出る。ロードムービーである。父のいろいろな思い出話が出てきたり 父の親せきの家に寄ったり 昔の友人がカネをめぐって登場したり・・・この手の展開は好きだ。
そして知らず知らず温かな気持ちになっていく。かわいいばあちゃん(母親)の悪態には笑ってしまた。
出来のいい兄ちゃんと一緒に父の悪友に仕返しするためにコンプレッサーを盗むシーンもよかったなー。
是枝監督の映画もそうだが最近の映画は ほんの些細な家族の幸せを扱っていて リアルでそして暖かい視点がうれしい。

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