昨年暮れの忘年会のお土産でもらった緋色のシュクラメンがもうだいぶ色あせて元気がなくなってきた。鮮やかな色が気に入っていたのに。
この鉢をもらったとき、忘年会の主催者I氏に画廊南無での展覧会を打診された。緋色のシュクラメンを抱えた私は『ハイ』と答えてしまった。気の弱さで後先も考えず承諾してしまったから今になって困ってしまっている。なぜなら、画廊は私の超地元で、しかもテーマは風景。 私にはなかなか難題なのだ。
私の気が弱いのは実はDNAによるものと思われる。
(近所の観音堂の祭事のとき聞いた話だが・・)およそ四百年前信州下伊那三穂の地に小林某なる人物が入り住み着いた。しかし心悩ます事柄が彼にはあった。それはこの地を治めるお殿様が小笠原氏であり その殿様と【小】の字がカブッテしまっていることだった。熟慮の末 彼は小の字を外してしまった。なんと小心な・・
かくして 子孫の私は林を名乗り、気の弱さも受け継いでいるのである。
さてさて 五月の連休には画廊南無での展覧会だ。
南無での個展楽しみにしています。
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