私にとり韓国は初めてのお国、いったいどんなところなんだろうと急に気持ちがざわめいていった。
ネットで調べても あまりいいことが書かれてないページが多い・・・。とにかく行ってみよう、百聞は一見に如かず。
珍島はインチョン空港からバスで6時間 なんとも長旅である。というのも飯田市を朝4時半に出て、成田 インチョン そして珍島 着いたのは深夜1時近かった。珍島とは朝鮮半島の南西の端にある島で3~4万の人口の郡である。悲しい話だか昨年セオル号の沈没で多く亡くなった高校生が修学旅行で向かっていた島と言えばピンとくる方もあるだろうか。ほかには豊臣秀吉の朝鮮出兵に登場する海戦の島。
翌日会場で展示を行い、夜は前夜祭の宴であった。中国、韓国、の人々に交じって沖縄の方々もいた。話を聞けばあす、『死に関わる舞踏』というテーマで モンゴル、満州、珍島、沖縄ラインの民族の葬式に関するの舞踊のステージが用意されているのだそうだ。
夜キムチ鍋を前に私たちは言葉も通じない中国や韓国の作家たちとただただ目を見つめあい 肩を組み、乾杯を繰りかえしたのだった。
そしてとてもいい満足感を味わった。韓国の人たちの心のこもったお・も・て・な・しに感謝しながら 日本のネットの状況は違うなと思った。