埼玉近代美術館で開催されていたCAF.N展は20日の日曜日で会期が終了した。片道300キロの道のりは遠いと言わざるを得ない。撤収作業も早々に帰路についたが帰ったのは夜10時過ぎであった。疲れた。
ただこの時期は伊那市~諏訪~韮崎あたりまでの紅葉は息をのむように美しい。思わぬ紅葉ドライブにとても得をした気にも毎年なるのだ。
さて、そんな長旅をしてでも展示を繰り返しているのは この展覧会がなかなか質が高く 見ごたえがあるからだ。この2~3年世代交代かなと思っていたが若い作家がだんだん力強くなったように思える。しっかりした作品を作っていかないと置いてきぼりになってしまう気がする。気を引き締めなくてはなー。
でも作品とは不思議だ。昨日は知人に紹介されて とある個展を見に行った。作品は小品がほとんどで作家の内的イメージを作品にしていた。ほんの些細な思いやいたずら描きを水彩的な(アクリルカラーや墨なども使っていたが・・)表現で にじみなども使い繊細な絵たちであった。それはなんか日記のようで気張らないやさしさが感じられた。作家の寂しさなんかも滲んでいた気がした。
一方 CAF.N展の作品達は大作で 美しかったり、カッコよかったり、問題提起的作品だったりで すばらしいんだけど この作家の個展のような安心感や、作家の人生の中にある寂しさのようなものはないので この2つの流れは相いれないものなのかなと思ってしまう。兎角この作家のような作品発表は注目されにくく 個展などで 親しい間柄のみによって支えられているのかもしれない。
2016年11月22日火曜日
2016年11月13日日曜日
築300年の上松邸(飯田市下瀬)
私の地元に上松邸という庄屋様の館がある。確か遠い記憶で小学校の1年下にそこの娘がいたような気がしたが 3年ほど前偶然 ある会で出会い時の流れを感じあった。長くフランスに行っていたが この頃はその屋敷に戻っているとのこと。そしてオープンギャラリーのようなものを始めたいと言っていた。
実行力と人柄なのか 昨日から そのギャラリーがオープンした。私も2点ほど展示していて、他に今村由男氏、山内孝一氏、上林泰平君、宮井啓江さん、それにもたいえみさんがサックス奏者の森田修史氏とともにパフォーマンスをするそうである。
やはり築300年という空間が 私たちの作品に大きな深みを与えてくれる。
ぜひともお出かけください。12月4日まで。
実行力と人柄なのか 昨日から そのギャラリーがオープンした。私も2点ほど展示していて、他に今村由男氏、山内孝一氏、上林泰平君、宮井啓江さん、それにもたいえみさんがサックス奏者の森田修史氏とともにパフォーマンスをするそうである。
やはり築300年という空間が 私たちの作品に大きな深みを与えてくれる。
ぜひともお出かけください。12月4日まで。
2016年11月12日土曜日
2016年11月5日土曜日
交流展に積極的になる・・・
一昨年秋に 日本・チアパス芸術交流委員会という組織を現地メキシコの美術家Akio Hanafujiの協力を得て発足させ、十余人の日本人アーティストたちがチアパスという州で展覧会を開催した。私も当初メーンバーに入れていただいていたので行く気満々であった。しかしながら諸事情で叶わず作品のみが海を渡った。昨年何度かその渡航組に会ったが熱が違ってしまいその後会合さえも遠ざかってしまった。
今回韓国の韓中日美術交流展を楽しく経験して 「せっかくみんなが努力して交流の道を開いてくれているのに自ら消極的になるなんて どういう事!」 と深く反省した。
それで、メキシコの方の団体の裏方仕事をします、と執行部に言ったところ直ぐにいくつかの申請書類の制作を言い使った。・・・
来年はメキシコ・チアパスの画家たち(世話になったAkio Hanafujiを含めた)を日本に招きメキシコ・日本合同の展覧会をやるのである。執行部の人たちはなんて積極的なんだろう!
確かに 韓国交流展の帰り道 あー今回のような交流展を日本でも熱くやりたいなーと思ったが・・・「招待するお金は?」「受け入れる大勢は?」「例えば飯田市でできるのかなー」とか思っているうちに夢は萎んでしまった。
でもやり方はどうも全くないではないようなのだ。いくつかの文化財団に助成を申請したり、公共の文化団体に協力を求めるのである。・・・うーん、まあこれも自分一人ではできないよなー。執行部の後についてちょっとだけ頑張るしかないようだ。
一方こちらの写真は韓国交流展、こっちはおいら一人か・・・
今回韓国の韓中日美術交流展を楽しく経験して 「せっかくみんなが努力して交流の道を開いてくれているのに自ら消極的になるなんて どういう事!」 と深く反省した。
それで、メキシコの方の団体の裏方仕事をします、と執行部に言ったところ直ぐにいくつかの申請書類の制作を言い使った。・・・
来年はメキシコ・チアパスの画家たち(世話になったAkio Hanafujiを含めた)を日本に招きメキシコ・日本合同の展覧会をやるのである。執行部の人たちはなんて積極的なんだろう!
確かに 韓国交流展の帰り道 あー今回のような交流展を日本でも熱くやりたいなーと思ったが・・・「招待するお金は?」「受け入れる大勢は?」「例えば飯田市でできるのかなー」とか思っているうちに夢は萎んでしまった。
でもやり方はどうも全くないではないようなのだ。いくつかの文化財団に助成を申請したり、公共の文化団体に協力を求めるのである。・・・うーん、まあこれも自分一人ではできないよなー。執行部の後についてちょっとだけ頑張るしかないようだ。
一方こちらの写真は韓国交流展、こっちはおいら一人か・・・
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