3月11日はまた記憶に残る日となった。私のところでは 静かでゆっくりした揺れが長く続いた。わりと大きな揺れで不気味だったが。
しかし、会社にいた私にはそれ以上のことは知らなかった。帰りの車の中でラジオをつけると ことの異常さがすぐに伝わってきた。10メートルを越える津波が東北地方を襲っていると言う。・・・
急いで帰ってテレビを見ればそこは海があらゆる物を飲み込む物凄い世界だった。ごみのように流される家々、その一つ一つに尊い人生があるというのに・・・そんな感情さえうかばせないような事実の連続、それをテレビで見ると言う不思議な感覚。
いくつもの町や市が飲み込まれてしまったという。ひとりひとりの思いや悲しみを想像すると、どうやって復興という精神状態に結び付けていくのか、気が遠くなってしまう。あまりにも大きな心のエネルギーが要る。・・・立ち向かう逞しいひとびとはきっと大勢いるだろう。それを祈る。
0 件のコメント:
コメントを投稿