伊那文化会館で18日から来月2日まで信州新時代のアーティスト展2013が開かれているというので見に行ってきた。今回は第4回ということでしたが私はまったく知りませんでした。3人のアーティストの展示で(アニメ作品の榊原澄人、コンテンポラリーの下平千夏、グラフィックデザインの轟理歩)手ごろなボリュウーム感だった。下平さんのインスタレーションは輪ゴムを20万個もつないで空間をロートのように作ってあってスケール感が面白かった。ゴムのにおいがライブ感を漂わせていた。
榊原さんのアニメ作品は私にとって新鮮であった。映像の作品というのは映画を見るような気持になっていないと中々楽しめない。というのも、大概映像作品は展覧会の一部で絵や彫刻のながれのなかで見ることになる。そうなると映像の流れる薄暗い部屋にちょっと立ち寄って ほんの数分チョイ見するだけだ。それでは作品の理解はできない。だから私は最近映画の気分で作品を見ようと自分を強いている。(なぜか展覧会場ではそれが出来にくい。)今回は全作品点数が少なかったのでゆったりと映像の部屋のソファーにすわった。
榊原氏の作品はノスタルジックでやさしくいい時間を過ごせた。いまの若者たちがアートの世界にいないと思っていた私だが実はPCなんかを駆使したこういった分野で自分たちの世界を広げているのかと今更ながら感心した。もっと作品を見る機会があるといいのにな。
さて、伊那の帰りにBaobabに寄って自分の展示の写真を撮って帰った。ここにアップします。
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