今週の日曜日(21日)から今年の現代の創造展が始まる。
飯伊地区の作家150人が一堂に会する展覧会・・改めて考えると すごいことだと思う。16年も続いているのである。
マンネリだとか、一部の作家に偏りがあるだとか、古いとか いろいろ言われているが 兎にも角にもこんな大きな( いろいろなジャンルの作家がいろいろな次元でかかわっているという意味 )展覧会が続いていることに意義があると思う。
私もここ数年 新しいジャンルコンテンポラリーを 当展覧会にねじ込んで新鮮な空気を送り込もうと関わってきたので 寒い季節のわりに 熱くなっている。
私のスタンスは、旧来の『いいご趣味ですね!』的なゲイジュツ愛好の集いではない 一人一人が美術を手にする(自分で感じる)展覧会にしていきたいというものだ。
先生に倣って言われるように描き展示するのではなく、自分で自分を大事にしながら自分の価値観を育てていく、という場にしていきたいのだ。
だから今は ジャンルとジャンルの間に 表現の可能性を見出そうとしている若者が多い。
油絵だとか 日本画だとか 書道だとかそういった枠で表現方法を考えていると きっと次の可能性は窮屈になって 最後は何も残ってこないだろう。
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