コンテンポラリーの展示は 評判が良くうれしい限りだ。
4年目にしてやっと、この展示が信用されたような気がして、立ち上げに関与した人間としては 一安心といったところだ。
そもそも、この展覧会は数年前から マンネリ化、高齢化、が問題となっていた。また、作家選出についても改善の余地が指摘されていた。
しかし、組織が硬直化してなかなか改善に舵を切っていけなかった。その間会長選出で揉めたり、委員会がぎすぎす波風がたったり、重鎮たちが去って行ったり・・・それでも多くの美術団体やジャンルの集まりのため価値観が違いすぎ 全く深い話し合いになっていかなかったのだ。
仕方なく 私たち有志は、全員を説得して すべて新しい形に進むことをあきらめ、その代り新ジャンルを立ち上げて、そこで今までの手法では呼び込めない若いアーチストの展示を自由にやろうとしたのだ。(保守的な作家の意見の届かないところで)
展示場所も展示室のような閉ざされた空間ではないロビーですることにした、しかも自然光で。(こういった場所を使いたいという洋画家も、日本画家もいなかったので余計にうまく行ったと思う。)
初めの一年 二年は どこまで自由に展示していいのか 自己規制も働いてとても遠慮がち、結果おとなしい空間であったと思う。
若い作家たちも自信がないのかドタキャンさえあった。・・・(事務局のかたには迷惑をかけてしまった。)
しかし、4回目となった今年は 場所にも慣れて 自分たちの表現も自由度を増して堂々とした展覧会場となった。
観覧者の応援も私たちを勇気づけてくれた。毎回アンケートで新鮮さをほめてくれたのだ。うれしかった。それで若い作家たちも育っていったのだと実感している。
こんにちは。創造展に出かけました。素晴らしい展示がたくさん有り、芸術を理解できない私でも150人にものぼる方々の作品に触れ、何か勇気づけられる思いがしました。
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