
絵の世界では昔からテーマのようにとらえている「芸術」を大それたものと避けて イラスト的な入口で作品を制作し なかなか本質論に入って行きたがらないように思える。 私としてはもどかしい。・・・
確かに大人たちの作品はいかにも芸術に向き合っているようにしているが なんか空虚な重苦しさだけではないか・・・とも言えなくもない。 そんなわけでこのあたりの問題をフレッシュな作家たちがどう展開しどう深堀りしようとしているのか とても興味深いというわけである。
上記の流れで特に注目していた正村とも奈さんが 昨年の秋遅く突然自死されたと聞いた。 おおきなショックを受けた。

「どうして?」の問いからそれらを長く見入ってしまった。彼女の才能を深く感じ入ったが、なぜ?の答えなど私にわかるわけもない。
感受性はとても豊かで 若々しいかわいらしさやユーモアもあった。・・・なのになぜ?
キーンホルツという作家が好きだと言っていたが その中には怖い怖いサイコ的なものがある。そんな共鳴があったのだろうか?
冥福を祈る。合唱。
林さん、本当にありがとうございます。涙が溢れます。
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