2014年7月4日金曜日

銀座(東京)で個展をします



評論家の赤津侃氏の企画「第7回『時代の目』シリーズvol.4林正彦展」を
東京銀座のギャルリー志門で
今月末7・28日月曜日から8月2日土曜日まで
開催することになりました。
ギャルリー志門は6丁目で3年前に個展をやったルタンと同じビルの4階です。
暑い時期 夏休み と人出が少ない時期なので心配ですが、ぜひとも皆さんに見ていただきたいと開催を決めました。私にとりましてはちょっとした決意です。
と、言いますのはお金のかかる銀座での個展は もうぼつぼつこれを最後にして ほかの発表の方法を考えていきたいと考え出したから・・・・
先日若い日本画家から「林さんの今のスタイルはどこから来たのですか?」と聞かれた。私はとうとうと二十歳頃の想い=芸大受験のころアカデミック美術の閉塞状況の苦悩と60年代アメリカのアートに解放された喜びのこと、を語った。でも最後のほうは若い画家はあまり聞いてない感じであった。少し悲しかった。同じ画家でも見ているところが違うのかと。
でも、数年ほど前に 全く偶然私の個展を田舎の美術館で見たブルガリア・レッセドラ画廊のギオルギ氏は一度もあったこともないのに私の絵の中にその頃の解放を求めての意思を感じてくれた。私はそんな形での出会いを模索している。多くの絵の愛好者 作家たちが交錯する銀座で
どうしてそんな尊い出会いがあまり成就しないのだろうか?それともわたしがその事実を拾い上げれてないのだろうか?
いずれにしろ銀座での発表は経済的に大きな負担で 貧乏作家には荷が重い。赤津評論家には感謝 感謝。

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