2013年3月12日火曜日

雑木林で

長年望んでいた木こり生活が始まった。とは言いすぎかな。
会社勤めに先週ピリオドをうったので いよいよ時間を自分の思いどうり使えるんだと喜んでいる。まるで夏休みに突入した小学生のよう。  終わりのないサマーヴァケイション・・・(少し悲しい響きがあるかな)
すでに3月なので木を切るには少し遅い。だが仕事部屋のまきストーブの燃料を確保しておかないと来年寒くて困るだろうからと マキノキ(どんぐりのなる木で・・正式名称はしらない。木こりはこれから学んでいくのだ。)を2本切ることをもう去年のうちから決めていた。その木の根元は両手を回してもとても抱えきれない大物だ。子供のころのかすかなかすかな記憶にのこっているマキノキが近くにあったがそれと同じくらいなので4~50年の樹齢だろうか。まあそんな感傷にひたっていてはハードな木こり生活は出来ない。
早速チェーンソウのうなり声に気持ちもアグレッシブになりばっさりと切り倒した。
陽のあたる雑木林の斜面で体を動かす嬉しさ、十代のころお祖父さんの仕事を手伝ったりしたころから ずーっとこころが落ち着くことを知っていたのだ。
地下足袋の足でかさかさと落ち葉を踏みしめ 大きく深く息を吸う。・・・切ったマキノキの匂いはちょっとだけウンコのにおい・・・

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