2010年9月15日水曜日

高い目標と実生活


昨日の朝日新聞スポーツ欄にサッカーの本田のコメントが載っていた。興味深かったのでここに乗せる。------<略> 日本人のいいところって何だろうとよく考える。例えば気遣いがある。いろんなところに気づく。視野が広い。むしろ広すぎるのかもしれない。考えなくてもいいところまで考えているときもある。フォルランはいったいどんなメンタリティでサッカーしてるんだろう。 <略 >  日本人の僕らは、考え方を根本から変えなければいけないと思う。横並びが大好きで、出るくいを打つ文化を変えないと。W杯優勝やバロンドールを目指すのが当たり前になってはじめて、いつか実現できる時がくる。天才的な選手はきっと、高い目標に到達するための考え方やいき方を自然にできるのだろう。僕は天才ではない。だから必死に探るしかない。<略>-----


確かに海外に比べ日本は横並びが好きだ。超金持ちも少ないし とんでもない貧乏人も少ない。でもちょっとづつ変わっているのも事実だ。才能に対して多額のお金を払う文化になってきているし、本田のように自分を信じ突き進む若者も多くいるだろう。
そんな日本の流れは『負け』に耐える強さを持たなければいけない、とも思う。早々勝つ人ばかりではないんだから。なかなかきびしい。

私の職場にNさんというおばさんがいる。いつも少し怖い顔をしていて、 ちょっと近寄りがたい感じだ。私は実直でまじめな姿に好感をもっているが、難しいところもある。不器用で物覚えもそんなに得意ではない。そのため忙備帳を事細かにつけ一度したミスは繰り返さない。朝早く出てきて入念に仕事を準備する。問題があると大変な剣幕で聞いてくる。ノルマの数もいつかはクリアーするようになる。負けず嫌いなのだ。なんとなく他のひとたちに意地悪されているようだが どうってことないといった感じだ。そのせいか人と話もしない。なかなか高い意識を保っていると感心する。ある意味 横並びなんてまったく否定してるだろう。
そんなおばさんだからあまり話もできないが 昼休みに何度か言葉を交わしたことがある。
彼女は野球のイチロウのファンだという。ナルホド。
それに なぜか地方紙のお悔やみ欄ファンのようだ。・・・

写真は本田の好きだというフォルラン。目つきがすごい。

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