2011年2月11日金曜日

この時期 夢を見る...

村上隆の本を読んでいる。なんかむかーしの感情が蘇ってきた。それは、かれが作品を仕上げる段でぐいぐいとその画面に、にじり寄っていくという姿勢のあたりでだ。絵に肉薄していく気迫のようなものが、作品に『圧力』を与え 見る人を説得する、というのだ。それをたぶん自分のスタッフに求めているのだろう。
私が思い出したのは、芸大浪人ころ、予備校の先生によく言われたせりふに似ていたからだ。だからちょっとヤナ夢を見た。ぼくは、必死に抵抗していた。『その学んだ技術が、何に繋がるんですか?』と....
あのころ、いろいろなアートが溢れれだしていた。二十歳前の私たちには怖いようで でも魅力に満ちていた。しかし受験生には見えるとおりに描くデッサンしか許されなかった。
そのデッサン道で『気迫』を強いるのだ。その延長上にアートはなさそうだと思ったわたしはついていけなかった。
村上氏はオタクアートをその先に据えてまい進している。そのテクニカルなところの気迫が高価な価格に反映しているのだろう。
わたしはといえば 未だに絵は売れない。でも間違った道にいるわけではないと自分につぶやく。

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