2013年6月18日火曜日

銀座 月曜日

久々に銀座に出かけて 画廊めぐりする。わたしも参加している新耀展のオープニングもあって出かけたのだ。去年までは会社勤めとあってとても考えられない月曜の一日であった。
さて新耀展はいろいろな団体に属していたり個人作家だったり ビギナーだったり 大家だったりの寄せ集めのグループ展なのだがなぜか嬉しくて毎年出品している。去年長野の巡回展をしてメンバーとはだいぶ親しくなってきて今さら言うのも恥ずかしいが 顔と絵が一致するようになった。
この展覧会も若い人が居ない。どしてしまったんだろう。若者は?
画廊めぐりでは若い女性の個展を見た。表現的に素朴的に即興的に油絵の具で1メートルほどの大きさに裸婦 魚 ワニ などをラフに描き キャンバスをその形にそってきってそれを壁や床に止めてあった。言いたいことがあるようなないような緩めの感じで中途半端な気持ちにさせられた。・・・・無防備感?・・・
若い男はきっとこんな表現はやらないかなー・・ じゃーと身近で唯一知っている若者K君の作品を思い起こす。一般論として今の若者は結果を求められすぎていて表現の前に自分を定められた形にはめ込んでしまうんだろうか?
魚といえば 愛知の作家の個展を見た。大きな画面に(100~150号くらい)一匹の魚を描いていて色も形 大きさ(図案化されている)も嫌じゃなかった。・・唯なんで魚なの?という辺りがわたしには伝わらず思わず彼に声をかけてしまった。彼は愛知芸大出身の私とはほぼ同世代作家 しばらく絵描きとして空白期があった後の活動らしく ものすごいエネルギーを感じた。たぶんそれが作品の好感になっていたのだろう。と同時に次にどんな変化が現れるのか興味が沸いた。名刺を交換して帰ってきた。

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