2014年1月29日水曜日

冬の陽に思う2

冬の陽に当たりながらの山仕事は気分がいいと前回語ったけれど それは自然に抱かれた気持ちよさで とても尊い感覚であると思う。もしかすると多くの政治家はその嬉しさを知らないのかなと思ってしまう。
福島の人々はふるさとの森で昔から癒されてきたし これからもそうなるはずであった。しかし、あの事故からその懐を失ってしまったのだ。でもその怒りを悲しみを日本の中枢は理解していないようだ。まだ日本の原発は「安全に再開」と言い続けている。
「そのままでいいんだよ」と人を受け入れてくれる母のような自然の懐という価値を消失させたあの事故は罪深い。思えば思うほど 福島のひとびとの声にならない声が痛ましい。
人の心は自然のダメージと同じだ。はやく回復にとり組んでほしい。切に思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿